デジスト・ストカールについて
デジスト・ストカールって何?
“クセ毛だからパーマはできない”と諦めていませんか?
「ストレートしかできない」「パーマを当てたら広がる」「お手入れが簡単な…」…その悩み聞かせてください!!
簡単に言うと、
デジスト・ストカールは根元はストレート毛先はデジタルパーマを同時に行っていくメニューです♪
段階的に説明していきます。
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STEP1
まずは髪の毛の状態を見極めます。根元のクセと毛先の部分ではダメージ具合が全く違います。クセの強い所、弱い所、ヘアカラーをしている所、していない所と様々です。ダメージを必要以上に与えないようにトリートメントで保護したり、薬剤も強さをコントロールして塗布していきます。
※ブリーチした髪や過度のダメージ毛の方は施術できない場合があります。
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STEP2
丁寧に根元をストレートにしていきます。
しっかり乾かした後、髪質、毛量、細さによっても変わりますが、約1cmのスライスをとり一つ一つ丁寧にアイロンしていきます!クセが強い前髪やもみあげも乾かす段階でしっかり伸ばしてアイロンをします。
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STEP3
次は毛先にデジタルパーマです
カールが当たりやすい、当たりにくいがあるのでしっかりカールの大きさを見極めます!本来ならパーマが終わればここで終了なのですが、ここからさらにこだわります!根元と毛先の間をアイロンで「なじませ」をしていきます。なじませをすることで、もともとストレートの人がパーマあてたよう自然な感じにります。これをする、しないでは仕上げのナチュラル感や手入れの楽さが全然違います!!
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STEP4
スタイリングはネジって乾かすだけ♪
夜は毛先をネジってしっかりと乾かすだけ!!コテで巻いたようなツヤのあるカールになります。いつもより5分から10分しっかり乾かすと翌日の朝がとっても楽になります♪
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STEP5
★デジスト・ストカール完成です★
広がりの原因だった根元のクセをストレートにし、デジタルパーマで毛先のまとまりと柔らかさをプラス♪ロール状に乾かした毛先は朝もそのままなので、普段お使いのワックスやヘアクリームを揉み込んでカールをほぐせば完成☆忙しい朝のセットがとっても楽になりますよ。
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STEP6
こんなスタイルにしたいクセ毛の方にオススメです!
カールアイロンで巻いたようなスタイルが毎朝、たった5分でできちゃいます♪
デジスト・ストカールのメリット
デジスト・ストカールにすることで、クールな印象だった縮毛矯正に温かみと柔らかさを感じられるようになります。きっちりと伸ばしているにもかかわらず、印象は柔らかというクセ毛にはありがたい特徴です。
デジスト・ストカールのデメリット
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デジスト・ストカールの出来る条件
次に、施術出来る状態の条件を挙げさせていただきます。
- ブリーチをしていないこと。
- かなり強い縮毛矯正剤を使用した履歴がないこと。
- デジタルパーマの履歴がないこと。
- 縮れているようなとても強いクセでないこと。
- ある程度のクセであること。
- ど直毛ではないこと。
- ダメージ、傷みが蓄積し過ぎてないこと。
- ロング過ぎず、梳きすぎてないこと。
- ショートボブ以上の長さであること。
といった具合に、条件がなかなか多く、施術出来る髪の状態が少ないというのもあります。
その理由
ブリーチしている髪は、髪の中のパーマがかかるタンパク質を多く流出している状態なので、まず絶対かかりません。強い縮毛矯正、デジタルパーマに関しては、過度なタンパク変性を引き起こしているため、カールがかかりません。傷むだけです。
そして、クセの種類なのですが、縮れているようなクセの場合、かなり強い1剤(高アルカリ高還元、だいたい強いチオ)を使用しなければならず、この薬剤ではストカールは出来ませんので、クセが強すぎる方は断念です。そして、ストカールはクセを利用してかけます。直毛ではカールはかからない、というよりも、直毛の方は普通にパーマかけたほうがいいですね。
また、ブリーチもそうですが、ダメージ、傷みが蓄積されまくっているとかかりません。そして、薬剤を付けれない状態、場合が多いです。長さ的には、ロング過ぎるとうまくかかりません。おそらくダメージの心配もありますし、毛先が薄くなっている可能性が大きいからです。毛先の毛量、質感は重ためがオススメですね。ですので、ストカールをなさるお客様は必ずカットを2㎝以上はさせていただき、ダメージと重たさを改善しております。
今これらの条件を見て、「ぐぬぬ・・・」となった方もいらっしゃると思います。初来店で、条件が足らずデジスト・ストカールの施術を断念する、ということは、正直多々あります。1番は、強い縮毛矯正剤を使用した履歴がある、という方が多いです。しかし、条件が揃えば、デジスト・ストカールは絶対にしたほうがいい、と言えます。それくらい、デメリットがなくメリットばかりの技術です。
ぜひ担当美容師さんとよく相談して決めていただくといいかなと思います♪